×
Menu
とちテレHOME

栃木の今が分かる!!NEWS 栃木の今が分かる!!NEWS

県内ニュース

レーシングドライバー山本尚貴選手が日本カート協会設立で発表記者会見

国内最高峰の自動車レース、「スーパーフォーミュラ」から昨シーズン限りで引退を表明していた宇都宮市出身のプロレーシングドライバー、山本尚貴さんが、モータースポーツの普及に向けて24日、国内に新たな団体を設立させました。

山本尚貴さんが代表理事となって新たに設立させたのは、カート競技の普及や育成を目的とした国内初の団体、「日本カート協会」です。

国内最高峰の自動車レース、スーパーフォーミュラで活躍した山本さん自身も競技生活の始まりは6歳で始めたカートだったと振り返りました。

協会はカート競技を通じて次世代のトップドライバーとモータースポーツの人材育成を目指して、今後全国の有望な選手らを集めた合宿を開催するなどして優れた選手をサポートする新たな体制の構築に取り組みます。

国内のモータースポーツを巡ってはレースに参戦するためのコストの高騰や競技に触れる機会の減少などが課題となっていて、およそ7万人の競技人口に対してプロは40人程度と全体の0.1%にも満たない厳しい現実があります。

そこで山本さんはまずはモータースポーツの登竜門であるカート競技の普及に力を注ぎ、交通安全講演や、カートに気軽に触れられるイベントの開催を各地で行うということです。
画像1