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投票で割引サービスのマルシェ開催 参院選投票率アップ目指す 鹿沼市長定例会見

鹿沼市の松井正一市長は25日に定例の記者会見を開き、参議院選挙で若い世代の投票率を上げようと独自の取り組みを行うことを発表しました。

鹿沼市では前回3年前の参議院選挙の投票率が46.41パーセント、去年行われた知事選挙は29.31パーセントと低い傾向となっています。

特に若年層の投票率が低く、10代は参議院選挙が31.2パーセント知事選挙が16.3パーセント、20代は29.7パーセントと14.7パーセントでした。

そのため、市はこの夏の参議院選挙で若者や子育て世代の投票率を上げようと、期日前投票の期間中に会場の一つである東部台コミュニティセンターで新たにマルシェを開催します。

来月7日から20日までの間にキッチンカーや移動販売などの飲食店が出店し、投票したことを証明する「投票済証」を提示すると割引サービスが受けられます。

この取り組みは県内の自治体では初めてになるということです。また、投票所までの移動支援として投票のためにバスを利用した有権者の往復にかかる運賃を無料にします。

ほかにも4カ所の期日前投票所で2日間、開設時間を午後7時まで2時間延長し、投票ができる機会を増やすということです。