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夏本番を前に 秋の味覚「ナシ」県内で初出荷 芳賀町

夏本番を前に、早くも秋の味覚ナシの出荷が、県内随一の産地である芳賀町で始まりました。

JAはが野では、26日から県内で最初にナシの出荷が始まりました。芳賀町の集荷場には、町内のナシ農家・田口敬久さんがハウスで栽培した、丸々とした「幸水」およそ90キロが運び込まれました。

幸水は、甘さの中にほどよい酸味があり、みずみずしいのが特徴で、担当者らが今年の出来栄えを確認しました。

ナシといえば秋を代表する味覚のひとつですが、県内でも特に生産が盛んなこの地域では、高い値段がつく夏に合わせて2人の農家がハウスで栽培しています。ハウス栽培は病気や虫の影響が少なく、高い品質のものを生産できることに加え、今年は天候に恵まれたことから、大きく風味が良い実に育ったということです。

JAはが野梨部会ハウス部の生井健斗部長は「例年通り順調に育っている。これからの収穫が楽しみです。『幸水』はとてもさわやかな味わいで水分が多いです。喉が乾いた時、芳賀のナシをかじってもらえたらと思います」と話しました。

持ち込まれた「幸水」は、27日に大きさごとに選ぶ作業が行われ、東京の大田市場を経由して食卓に届けられます。また7月下旬からはハウス栽培の「豊水」という品種が、8月上旬からは露地栽培のナシの出荷が続きます。