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ゴッホの代表作を映像化 栃木県立美術館で企画展 28日から

19世紀にフランスで活躍したゴッホの絵画を最新技術で動く絵画として映像化した企画展が、28日から宇都宮市の栃木県立美術館で始まるのを前に27日、メディアや関係者を集めた内覧会が開かれました。

「親愛なる友 フィンセント 動くゴッホ展」は、ゴッホが残した言葉を紐解きながらその代表作を動く絵画として映像化したものです。会場には25の作品が展示されています。

ゴッホは、19世紀にフランスで活躍したポスト印象派を代表するオランダの画家で、37歳で生涯を閉じるまで不遇でしたが、後に近代美術の父と呼ばれ世界中で評価されました。

有名な「ひまわり」は風に揺れ、夜空に三日月と星が輝く「星月夜」はうねるような夜空の動き。

県内では初めて公開されるミレーの絵画を模した「午後の休息」は、休んでいる人物のおなかの動きなどを見ることができます。

また、ゴッホの自画像では目が動くという、まるで命があるかのような新たな驚きと体験ができます。

作品とともに会場ではゴッホが弟や友人に宛てた手紙も朗読され、絵を描いたときの気持ちに迫ります。

このほか、静止画で860作品が期間中を3回に分けてスライドショーで紹介されます。

この企画展は9月7日まで開かれています。