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大阪・関西万博 栃木ブース始まる 「山水共里」を世界へ

大阪・関西万博で栃木県のブースが27日から出展され、世界中に県の自然や食の魅力を伝える3日間がスタートしました。

27日から大阪・関西万博の屋内展示場EXPOメッセ「WASSE」で出展が始まった栃木県のブース。「いのち共創ーMIRAITOCHIGI」と銘打ち、県の自然や歴史、それに食文化の魅力を世界に発信します。

出展を記念して行われたセレモニーには、福田富一知事や総合プロデューサーを務めた渡邉賢一さんなどが出席し意気込みを語りました。

(栃木県 福田富一知事)
「栃木県のおいしい魅力をたくさん詰めたものを用意している。ご来場の皆さまには家族そろって栃木に出かけていただきたい」

続いて栃木県出身の書道家・荒川さんが那須烏山市で作られた和紙に、県産の水ですった墨を使って書をしたためました。

荒川さんが書いたのは、「山水共里」の4文字。自然と人間が共に生きていくことを表すブースのテーマです。

ブースは「体感」「展示」「飲食」の3つのエリアで構成されています。会場に入るとひと際目を引く「半球体のドームシアター」では、四季折々の自然や歴史の臨場感あふれる映像が上映され、まるで、その場所にいるかのような体験ができます。

こちらは、栃木県自慢の食を提供するパブリックキッチンです。しもつかれや餃子といった県の伝統的な料理から、イチゴを使ったスイーツピザなど新たな試みとして作られたものまで、特色あふれる食の形を紹介しています。


また併設されているウォーターバーでは、県産の食材を使用したビールやカクテル、それにかき氷を楽しめます。こちらのクラフトビールは、県産の大麦と水を使って作られたということです。

会場内ではほかにも、伝統の竹工芸で作った全長3メートルのアユのオブジェ。それに、県内の学校が行った自然などに関する研究の成果をまとめたポスターも展示されていて、訪れた人に県の魅力を余すことなく伝えています。

(訪れた人は…)
「イチゴが好きなので、本物を食べに行きたい」
「小学生のときに足利市に住んでいたので懐かしさを感じた」

大阪・関西万博の栃木県ブースは、29日までの3日間、EXPOメッセ「WASSE」で出展しています。