同業の女性社長同士でM&Aが実現 それぞれ宇都宮市と小山市の管工事業者
後継者不在の問題を抱える企業が増える中、事業を継続していこうと、企業が合併や買収をする「M&A」が近年増えています。このほど県内で女性社長同士のM&Aが実現し、27日、そのお披露目式が行われました。
M&Aを行ったのは、いずれも給水や排水、空調設備の管工事を請け負う、宇都宮市の阿部設備工業と小山市の長工業です。栃木銀行などの仲介で、2025年3月、長工業が阿部設備工業を完全子会社化しました。
阿部設備工業の阿部智子社長は、後継者不在で会社の存続に不安を感じていたといい、会社名が残ることを前提に事業譲渡を栃木銀行に相談したところ、県南を中心に同じ事業を展開する長工業とのM&Aを紹介されました。一方、長工業の長恵子社長は、宇都宮市などへの営業エリア拡大を模索していました。
今後はノウハウを共有するなどして、連携して事業を行っていくということです。
M&Aを行ったのは、いずれも給水や排水、空調設備の管工事を請け負う、宇都宮市の阿部設備工業と小山市の長工業です。栃木銀行などの仲介で、2025年3月、長工業が阿部設備工業を完全子会社化しました。
阿部設備工業の阿部智子社長は、後継者不在で会社の存続に不安を感じていたといい、会社名が残ることを前提に事業譲渡を栃木銀行に相談したところ、県南を中心に同じ事業を展開する長工業とのM&Aを紹介されました。一方、長工業の長恵子社長は、宇都宮市などへの営業エリア拡大を模索していました。
今後はノウハウを共有するなどして、連携して事業を行っていくということです。