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【2025参院選】3選の自民・高橋克法さん「自民の体たらく真摯に受け止め」 参院選一夜明け会見

物価高対策やアメリカとの関税交渉などを争点に行われた参議院選挙は、6人が立候補した栃木選挙区で、自民党・現職の高橋克法さん(67)が3回目の当選を果たしました。

現職と新人合わせて6人が立候補した栃木選挙区では、自民党・現職の高橋克法さんが、次点に約3万5千票の差を付ける30万1千票余りを獲得して、3回目の当選を果たしました。

高橋さんは、出身地である高根沢町の町長を15年務めたあと、2013年の参議院選挙で初当選し、現在は国土交通副大臣を務めています。

「地方を守り抜く」と訴え防災や減災のほか子育て支援の充実などを掲げました。

一方、立憲民主党・新人の板津由華さんや参政党・新人の大森紀明さんなどは、党の幹部が県内を訪れて支援を呼びかけましたが届きませんでした。

栃木選挙区の投票率は53.56%で、3年前の前回に比べて6.58ポイント上回りましたが、全国で徳島に次いで2番目の低さとなりました。

また、比例代表では県内で自民党が約21万3千票、立憲民主党が約12万7千票、参政党が約10万9千票、国民民主党が約10万3千票を獲得しました。

そして戦いから一夜明けた21日、高橋さんは宇都宮市内の事務所で報道陣の取材に応じ、厳しい選挙戦を振り返りました。

高橋さん
「開票結果を選挙事務所の外で待っていたが、敗戦の弁をずっと考えていた。今回の勝利で思い浮かんだのは、よく勝てたなということと、これは俺の力ではないやということ」

また高橋さんの30万票余りの得票数に対して、立憲民主党と参政党の候補が合わせて45万票ほどを獲得したことについては、「自民党の体たらくが大きな原因」としたうえで、「真摯に受け止めるしかない」と話しました。

さらに石破総理大臣の続投について問われると、「責任を取るのは当たり前だ」とし、「取り方については自身で判断するべき」との考えを述べました。
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