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警察と猟友会らがクマ出没対応訓練 相次目撃情報受け 栃木県日光市

栃木県内でクマの人的被害や目撃情報が相次ぐなか日光市で21日、市街地にクマが現れたことを想定した訓練が行われました。

クマの目撃情報が相次ぐ日光市内で行われた訓練には、警察や地元の猟友会などから合わせて約100人が参加しました。

訓練はクマが市街地に出没した想定で行われクマを目撃した参加者は、警察に通報しました。

その後、駆け付けた警察官と猟友会のメンバーがクマを見つけると、パトカーのサイレン音や大きい声を出したり、爆竹などを使ったりしてクマを追い払いました。

また、クマが逃げなかった場合も想定して、警察官の指導の下、猟友会が市街地でクマを射殺する手順を確認しました。

この日はほかにも、警察や猟友会から山林で負傷した際の応急処置やクマ用のワナについての説明がありました。

県内では、2025年に入って5月までにクマの目撃情報が32件寄せられています。那須塩原市では6月、70代の男性がクマにかまれ頭と首に大けがを負ったほか、7月6日には、高齢の男性がクマに襲われてけがをする被害が2件発生しています。
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