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とちぎ未来大使のフレンチシェフが夢持つ大切さ訴え 下野市石橋中で「夢」講座

下野市の中学校で、「とちぎ未来大使」のフレンチシェフによる特別授業が2日行われ、夢を持つ大切さを呼び掛けました。

下野市の石橋中学校で開かれた講座で講師を務めたのは、日本を代表するフランス料理人で宇都宮市にあるオトワレストランオーナーシェフの音羽和紀さんです。

この講座は、さまざまな分野で活躍するとちぎ未来大使を講師に迎え、生徒たちに将来を考えるきっかけにしてもらおうと、栃木県が開いているものです。

今回はオンラインで行われ、全校生徒およそ580人がそれぞれの教室から音羽さんの話に耳を傾けました。

宇都宮市出身の音羽さんは、料理が得意だった母親の姿を見て料理人を志したといい、大学を卒業後にヨーロッパに渡りました。そこで「厨房のダ・ヴィンチ」と呼ばれたフランスのシェフ、故アラン・シャペル氏に何度も断れながらも、日本人として初めて弟子入りして修業を積んだエピソードを紹介しました。

音羽さんは最後に「食べることの大切さや喜びを、次世代の子どもたちへと伝える」という長年変わらない信条を熱っぽく語りました。

このあと、3年生の代表12人が音羽さんを囲んで、「失敗しても挑戦し続けるモチベーションを維持するには」などと質問し、音羽さんが一つひとつ丁寧に答えていました。