×
Menu
とちテレHOME

栃木の今が分かる!!NEWS 栃木の今が分かる!!NEWS

県内ニュース

西方城跡の歴史的価値と残された謎 栃木市でシンポジウム

去年10月に国の史跡に指定された西方城跡の歴史的な意義を学ぶシンポジウムが21日、栃木市で開かれました。

西方城は室町時代初期に作られたと見られる宇都宮氏の一族、西方氏の山城です。

21日のシンポジウムは西方城跡の国指定を記念して開かれたものです。

栃木市の「ふるさとの城郭群専門者会議」の委員6人が参加して、「西方城跡の歴史的価値と残された謎」をテーマにパネルディスカッションを行いました。

史跡足利学校の学芸員・大澤伸啓委員は「西方城からは中国から輸入されたお茶の道具やお金が発掘されている。西方城に住んでいた人たちがどのように生活していたかをうかがい知ることができる」と説明しました。
     
また、宇都宮短期大学教授の江田郁夫委員は「文献から読み解くには分からないことだらけ」だとして、残された謎を解明していく大切さについて話しました。
画像1