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県内ニュース

交通事故被害者の遺族が支援訴える 家族の現状など栃木市で講話

交通事故で亡くなった被害者の遺族が1日、栃木市で講演し、遺族が置かれている状況や支援の必要性を訴えました。

「被害者支援センターとちぎ」では、事件や事故で命を奪われた被害者と家族が置かれた状況や支援の必要性について、理解を深めてもらおうと、県内の市や町を巡回して被害者の生前の写真や当時の新聞記事などを展示しています。

栃木市役所で始まったパネルの展示に合わせて1日、遺族による講演会が開かれ、交通事故で次男を失った栃木市の楠野祇晴さんが講話しました。

楠野さんの次男、敦司さん(当時22歳)は2001年4月、栃木市内の県道交差点をオートバイで直進中、反対車線から右折してきた大型トラックと衝突して亡くなりました。

楠野さんは、「悲しみの心の大きな傷は、決して癒えません」と話し、「誰もが傷つけることのない社会を願っています」と訴えました。

犯罪被害者の支援パネル展は9月5日まで、栃木市役所の市民スペースで開かれています。