県子ども総合科学館 10月リニューアル!「未来を想像/創造する」新展示に世界最高級プラ ネタリウムも
施設の老朽化により去年1月から休館し、大規模な改修を行っていた栃木県子ども総合科学館が10月、リニューアルオープンするのを前に3日、報道陣に施設が公開されました。
多くの子どもたちに科学の魅力を伝え続けてきた県子ども総合科学館は「未来に生きる自分を想像/創造する」をコンセプトに10月3日、リニューアルオープンします。
1988年の開業以来、35年間で1千7百万人が訪れた県子ども総合科学館は、老朽化などにより1年9カ月にわたって休館し、およそ33億円をかけて改修工事を進めていました。
神山正幸館長によりますとAI(人口知能)やAR(拡張現実)といった最新鋭の技術を投入し、未来社会に合わせて「生命」や「地球」「宇宙」「環境」「くらし」など館内が7つのゾーンに再編されていて、「見て触れて考える展示」になっているといいます。
こちらは「宇宙ゾーン」にあるさまざまな星の重力の違いを体験できるコーナーです。月の重力は地球の6分の1、冥王星の重力は15分の1で、重力が小さければ小さいほど高くジャンプすることができます。
また、施設のシンボルだったプラネタリウムはおよそ6億円をかけて10億個の星で天の川を映し出す世界最高級の性能を備えた設備に生まれ変わりました。国内ではまだ大阪と神奈川の施設にしか導入されておらず、全国で3例目で、圧倒的に美しい星の瞬きや夜空の変化を体験することができます。
(県子ども総合科学館 室岡久男副館長)
「特にAIやIT関係は30年前に比べて進歩しているので、新しい技術がたくさん展示されているので考えながら見ていただければ。ノーベル賞を取るような子どもたちが出てくれたら嬉しいなと思います」
今回のリニューアルはおよそ160点の展示で構成され、各ゾーンに大型の「シンボル展示」が置かれます。例えば「生命ゾーン」では体験者の体の動きや呼吸に連動して動く「シンクロナイズドヒューマン」、「宇宙ゾーン」では星の成り立ちなどを紹介する「スペースシアター」があり、楽しく迫力ある展示で思わず引き込まれてしまいそうです。
また栃木の自然や産業などを盛り込んでいるのも特徴のひとつで、サステナブルカーの展示や医療器具の仕組みや工夫の紹介では、自動車メーカーのホンダや日産、医療器具製造販売のマニーやナカニシなど県内ゆかりの企業が協力しています。
さらにプラネタリウムの館内には、星を模したような「鹿沼組子」があしらわれたほか県産のひのき材を使ったり、栃木らしさにもこだわっています。
県子ども総合科学館はリニューアルに合わせたネーミングライツで愛称が「コジマ子どもサイエンスパーク」となり、10月1日には記念式典が開かれて子どもたちの声が戻ってきます。
多くの子どもたちに科学の魅力を伝え続けてきた県子ども総合科学館は「未来に生きる自分を想像/創造する」をコンセプトに10月3日、リニューアルオープンします。
1988年の開業以来、35年間で1千7百万人が訪れた県子ども総合科学館は、老朽化などにより1年9カ月にわたって休館し、およそ33億円をかけて改修工事を進めていました。
神山正幸館長によりますとAI(人口知能)やAR(拡張現実)といった最新鋭の技術を投入し、未来社会に合わせて「生命」や「地球」「宇宙」「環境」「くらし」など館内が7つのゾーンに再編されていて、「見て触れて考える展示」になっているといいます。
こちらは「宇宙ゾーン」にあるさまざまな星の重力の違いを体験できるコーナーです。月の重力は地球の6分の1、冥王星の重力は15分の1で、重力が小さければ小さいほど高くジャンプすることができます。
また、施設のシンボルだったプラネタリウムはおよそ6億円をかけて10億個の星で天の川を映し出す世界最高級の性能を備えた設備に生まれ変わりました。国内ではまだ大阪と神奈川の施設にしか導入されておらず、全国で3例目で、圧倒的に美しい星の瞬きや夜空の変化を体験することができます。
(県子ども総合科学館 室岡久男副館長)
「特にAIやIT関係は30年前に比べて進歩しているので、新しい技術がたくさん展示されているので考えながら見ていただければ。ノーベル賞を取るような子どもたちが出てくれたら嬉しいなと思います」
今回のリニューアルはおよそ160点の展示で構成され、各ゾーンに大型の「シンボル展示」が置かれます。例えば「生命ゾーン」では体験者の体の動きや呼吸に連動して動く「シンクロナイズドヒューマン」、「宇宙ゾーン」では星の成り立ちなどを紹介する「スペースシアター」があり、楽しく迫力ある展示で思わず引き込まれてしまいそうです。
また栃木の自然や産業などを盛り込んでいるのも特徴のひとつで、サステナブルカーの展示や医療器具の仕組みや工夫の紹介では、自動車メーカーのホンダや日産、医療器具製造販売のマニーやナカニシなど県内ゆかりの企業が協力しています。
さらにプラネタリウムの館内には、星を模したような「鹿沼組子」があしらわれたほか県産のひのき材を使ったり、栃木らしさにもこだわっています。
県子ども総合科学館はリニューアルに合わせたネーミングライツで愛称が「コジマ子どもサイエンスパーク」となり、10月1日には記念式典が開かれて子どもたちの声が戻ってきます。
