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県内ニュース

ナシの実が落下しないよう対策 台風15号接近で宇都宮市内のナシ園 

台風15号の影響で栃木県内は5日、朝から雨が降り、収穫を間近に控えた宇都宮市のナシ園では、風よけのネットを補強して実が落下しないようにする対策が行われました。

宇都宮市満美穴町でナシを栽培している大橋基宏さんです。

台風15号が関東に近づく見込みとなり、県内でも大雨や強風となる可能性があることから、影響が本格化する前の午前中から対策にあたりました。

強風や大雨で実に傷がついたり、落下したりするのを防ぐ「多目的防災網」と呼ばれるネットを針金を使って固定し、台風への備えを急ピッチで進めていました。

大橋さんのナシ園では、シャリシャリとした食感が特徴の「あきづき」と、栃木県のオリジナル品種で大玉になる「にっこり」などを栽培しています。

あきづきは来週、にっこりは9月20日頃から収穫の時期を迎えますが、ナシは熟すと落下しやすくなるということです。

そのため大橋さんは、出荷サイズに育った別の品種は4日のうちに収穫し、今回の台風で被害が出ないよう願っています。