【自民総裁選】自民・茂木前幹事長が出馬の意向表明
衆議院栃木5区選出の自民党、茂木敏充前幹事長は8日、石破総理大臣が退陣を表明したことに伴う次の党の総裁選挙に立候補する意向を表明しました。栃木県内では自民系の県議会議員による茂木氏を支援する会が11日にも立ち上がる見通しです。
茂木氏は衆議院議員11期目でこれまでに党の幹事長や外務大臣などの要職を務め、去年行われた前回の総裁選挙にも出馬しています。茂木氏は8日午前、他の候補者に先駆けて会見やSNSで、「党や政府でさまざまな経験をした私の全てをこの国に捧げたい」と総裁選挙に出馬する考えを表明しました。この中で「自民党は結党以来最大の危機に直面している。一日も早く、党が一致結束して国内外の課題を解決し日本を前に進めていかなければならない」と呼びかけ、近く正式に会見を開く方針です。
そして、茂木氏と同じ足利市を地盤とする自民党県連の木村好文幹事長は、去年の総裁選挙と同じように茂木氏を支援する議員の会を今週11日にも設立する考えを明らかにしました。
(自民党県連・木村好文幹事長)
「(石破氏の辞意表明は)遅かった。もっと早ければ良かった。トップリーダーが責任取らないなんてばかな話はない。前に進めないでしょう、自民党が。国内外は多事多難。こんな時は経験豊かな人物が(総理総裁を)やらないといけない、日本のためにも世界のためにも栃木のためにも茂木氏の力が必要」
また、福田富一知事は8日の定例の記者会見の中で、茂木氏を支援することを明らかにしました。
(福田富一知事)
「地方創生2.0や防災庁の設置などは石破内閣の看板施策だった。それらの取り組みが道半ばだったのは本人にとっては苦渋の決断だったかもしれないが、国民にとっては失望でもあったと思う。(茂木氏出馬については)党員として全力で勝ち抜くため応援をしていく。国づくりや党改革の先頭に立てる人。大いに期待する。(新総裁は)人口減少や東京一極集中の脱却など、国民生活への影響を第一に、国内外の重要課題にしっかり取り組んでほしい」
また、立憲民主党県連の小池篤史幹事長はとちぎテレビの取材に「物価高やガソリン減税等さまざまな課題がある中で国民の生活より権力闘争を優先して信頼を失っていることにまだ気づかないのか?という思いだ」と述べました。
総裁選挙を巡っては林芳正官房長官も立候補する方針を固めたということで、「ポスト石破」とされる候補は出馬に必要な推薦人20人の確保に向けて活動を活発化させます。
関係者によりますと総裁選挙は今月22日告示、10月4日投開票の日程で、最終調整に入っているということです。国会議員と党員・党友が投票に参加する「フルスペック」方式で実施される方向で9日、決定する見通しです。
これに伴い、秋の臨時国会は招集が10月以降にずれ込むと見られますが、野党は物価高対策のための今年度補正予算を編成し9月中に臨時国会を開いて審議するよう求めています。
茂木氏は衆議院議員11期目でこれまでに党の幹事長や外務大臣などの要職を務め、去年行われた前回の総裁選挙にも出馬しています。茂木氏は8日午前、他の候補者に先駆けて会見やSNSで、「党や政府でさまざまな経験をした私の全てをこの国に捧げたい」と総裁選挙に出馬する考えを表明しました。この中で「自民党は結党以来最大の危機に直面している。一日も早く、党が一致結束して国内外の課題を解決し日本を前に進めていかなければならない」と呼びかけ、近く正式に会見を開く方針です。
そして、茂木氏と同じ足利市を地盤とする自民党県連の木村好文幹事長は、去年の総裁選挙と同じように茂木氏を支援する議員の会を今週11日にも設立する考えを明らかにしました。
(自民党県連・木村好文幹事長)
「(石破氏の辞意表明は)遅かった。もっと早ければ良かった。トップリーダーが責任取らないなんてばかな話はない。前に進めないでしょう、自民党が。国内外は多事多難。こんな時は経験豊かな人物が(総理総裁を)やらないといけない、日本のためにも世界のためにも栃木のためにも茂木氏の力が必要」
また、福田富一知事は8日の定例の記者会見の中で、茂木氏を支援することを明らかにしました。
(福田富一知事)
「地方創生2.0や防災庁の設置などは石破内閣の看板施策だった。それらの取り組みが道半ばだったのは本人にとっては苦渋の決断だったかもしれないが、国民にとっては失望でもあったと思う。(茂木氏出馬については)党員として全力で勝ち抜くため応援をしていく。国づくりや党改革の先頭に立てる人。大いに期待する。(新総裁は)人口減少や東京一極集中の脱却など、国民生活への影響を第一に、国内外の重要課題にしっかり取り組んでほしい」
また、立憲民主党県連の小池篤史幹事長はとちぎテレビの取材に「物価高やガソリン減税等さまざまな課題がある中で国民の生活より権力闘争を優先して信頼を失っていることにまだ気づかないのか?という思いだ」と述べました。
総裁選挙を巡っては林芳正官房長官も立候補する方針を固めたということで、「ポスト石破」とされる候補は出馬に必要な推薦人20人の確保に向けて活動を活発化させます。
関係者によりますと総裁選挙は今月22日告示、10月4日投開票の日程で、最終調整に入っているということです。国会議員と党員・党友が投票に参加する「フルスペック」方式で実施される方向で9日、決定する見通しです。
これに伴い、秋の臨時国会は招集が10月以降にずれ込むと見られますが、野党は物価高対策のための今年度補正予算を編成し9月中に臨時国会を開いて審議するよう求めています。
