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人命救助に貢献 バドミントンクラブのメンバーに感謝状

9月9日は救急医療の大切さを知ってもらうための「救急の日」です。

市貝町ではスポーツ施設で心肺停止の状態に陥った男性に適切な救命処置を行い助けたとして10日、バドミントンクラブのメンバーに感謝状が贈られました。

感謝状が贈られたのは、市貝町と益子町、それに芳賀町に住むバドミントンクラブの62歳から79歳のメンバー6人です。

6人は2025年5月3日、町のスポーツ施設、「農業者トレーニングセンター」でバドミントンをしていたところ、仲間の男性(60)が競技中に突然倒れたのを発見しました。

すぐさま119番通報をして、救急車が現場に到着するまでの約5分間、連携してAEDを使ったり心臓マッサージをしたりして適切な救命処置を行ったということです。

救急隊が男性に接触したときには、呼吸と心拍が再開していたといい、搬送先の病院で治療を受けた男性は約3か月後には、後遺症もなく社会に復帰できたということです。

また表彰を受けた6人のうち3人が消防署の救急隊員による「普通救命講習」を受けていたということで、消防では救命処置についての理解を深めるために受講を呼びかけています。