那須どうぶつ王国のライチョウ 放鳥に向け長野へ移送
那須町にある動物園は10日、特別天然記念物で絶滅危惧種のニホンライチョウ5羽を野生に復帰させるため長野県の中央アルプスに向け移送しました。
移送されたのは那須どうぶつ王国で2023年ふ化した成鳥3羽と2025年7月にふ化したヒナ2羽です。
これは環境省などが取り組むライチョウの保護と繁殖事業の一環で行われたもので、園で人工ふ化させ育てた成鳥を野生に復帰させるのは今回が初めてです。
5羽は飼育員によって温度計が備わった箱の中に入れられ、午前7時半ごろに車で園を出発しました。
午後4時ごろ中央アルプスの木曽駒ヶ岳の山頂付近に到着し、周辺の環境に慣らすためにケージに入れられたということです。
5羽の健康状態は良好だといい、もう1つの施設から運ばれたヒナ3羽とあわせた8羽が9月19日ごろ自然に放たれる予定です。
移送されたのは那須どうぶつ王国で2023年ふ化した成鳥3羽と2025年7月にふ化したヒナ2羽です。
これは環境省などが取り組むライチョウの保護と繁殖事業の一環で行われたもので、園で人工ふ化させ育てた成鳥を野生に復帰させるのは今回が初めてです。
5羽は飼育員によって温度計が備わった箱の中に入れられ、午前7時半ごろに車で園を出発しました。
午後4時ごろ中央アルプスの木曽駒ヶ岳の山頂付近に到着し、周辺の環境に慣らすためにケージに入れられたということです。
5羽の健康状態は良好だといい、もう1つの施設から運ばれたヒナ3羽とあわせた8羽が9月19日ごろ自然に放たれる予定です。