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半年間の訓練成果「実科査閲」で披露 県消防学校生

この春、県消防学校に入校した新人の消防士が卒業に伴う訓練の集大成として、これまで培ってきた技術や知識を披露する「実科査閲」が、12日行われました。

「実科査閲」は、消防士の卵である県消防学校の学生たちがこれまで訓練で培ってきた技術や知識を披露し、学校長が査閲官として心構えや技能を確認するものです。

ことし、県消防学校には消防活動や救助技術を学ぶため、県内にある12の消防局や消防本部から57人が入校し半年間、寮生活を共にしながら研さんを積んできました。

大規模な災害を想定した消火活動の訓練では、出動指令を受けた学生たちは防火服を着て現場に駆け付け火災が起きている8階建ての建物に全員で一斉に放水し、延焼を防ぐための措置などを迅速に行いました。

日頃の成果を披露した後、学生を代表して総代を務める日光市消防本部の小川大和さんが学校や仲間、そして家族に感謝の言葉を述べました。

学生たちは、9月17日に卒業式を迎え、採用された各地の消防署で業務にあたります。