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カスリーン台風から78年 犠牲者悼む慰霊祭 栃木

関東地方を中心に大きな被害をもたらしたカスリーン台風から78年となる15日、県内で最も被害が大きかった足利市で、犠牲者を悼む慰霊祭が行われました。

カスリーン台風は、1947年9月15日に関東地方に記録的な豪雨をもたらし、犠牲者は1100人に上っています。

県内で最も被害が大きかった足利市では、渡良瀬川の堤防数カ所が決壊し、321人が亡くなりました。

この悲劇から78年が経った15日、遺族や国、市の関係者などが出席し、亡くなった人の冥福を祈りました。

式典では、自身も被災し慰霊碑保存協議会の会長を務める源田晃澄住職らが犠牲者の名前と年齢を読み上げました。

出席した足利市の早川尚秀市長は、「中橋のかけ替え工事で河川堤防のかさ上げによる浸水害対策を進めていく」と災害の教訓を引き継ぐ決意を新たにしました。