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大雨突風災害で被災した農家に支援の手 JAはが野が復旧へ手伝い開始

9月3日に真岡市内で発生した大雨突風被害を受けて、JAはが野は17日から、職員が被災した農家に出向き、復旧の手助けを開始しました。

JAはが野によりますと、真岡市内で今月3日に発生した大雨突風被害により、管内では山前、長沼、物部の3つの地区を中心に、25軒の軒の農家がいちごのハウスなど44棟に被害を受けました。JAはが野では翌日4日の朝から被害調査を行い、対策本部を設置して、被災した農家の人的支援を行うことを決めました。

JA栃木中央会の応援も得て、職員らが要望のあった農家にパイプハウスの片づけや、育てたイチゴの苗を植えるための準備などの手助けをする、人的支援活動を行います。

17日は職員9人が、長沼地区のイチゴ農家の野澤孝之さんの農場で、被害にあった苗を育てるための育苗用のビニールハウスの後片付けをしたり、収穫するためのイチゴを育てる本圃ハウスに育苗した苗を運んだりしました。野澤さん方では、育苗用のビニールハウス3棟が突風でつぶれ、定植間近のイチゴの苗およそ2万7千本が被害にあいました。

野澤さんは「被害に遭いがっかりしたが、周りの人たちや多くの人のおかげで、大部分が助かった。救ってもらった苗なので、何とか無事に育て収穫できるようにしたい」と話していました。

JAはが野の支援活動は、26日までの平日など7日間で、延べおよそ70人の職員が被災した3軒の農家の手伝いをする予定です。