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東京フィルハーモニー交響楽団が雀宮中央小にやってきた!心と体で感じる演奏に酔いしれる

国内外で活躍する一流の音楽家の演奏に触れてもらおうと19日、宇都宮市の小学校でプロのオーケストラによる公演が行われ、美しい音色を響かせました。

見事な演奏を披露するのは1911年創立と国内で最も長い歴史があるオーケストラ、「東京フィルハーモニー交響楽団」です。

文化庁が行っている今年度の学校巡回公演事業の一環で、およそ80人の団員が宇都宮市の雀宮中央小学校を訪れました。

楽団はロッシーニの歌劇「ウィリアム・テル」序曲の「スイス軍の行進」などを披露し、会場に集まった全校児童や保護者らおよそ500人は、本物の音色に聞き入りました。

また、校内のオーディションで選ばれた児童3人が指揮者に挑戦し、曲をイメージしてタクトを振りました。

学校の校歌の演奏では、児童や教諭もメンバーに加わって合唱するなどして心と体で音楽を楽しんでいました。

(指揮者に挑戦した 6年岩本咲さん)
「最初は緊張してうまくできるか不安でしたが、台に立った時に演奏する人達の顔を見て、安心して指揮することができました」

(バイオリンで校歌の演奏に参加 6年湯澤圭吾さん)
「プロは弓の弾き方など全てが違っていて、共演できて本当に嬉しかったです。これからも僕はバイオリンを続けていくので、今後に生かしていきたいなと思いました」

東京フィルハーモニー交響楽団によりますと、フルートのさかはし矢波さんは、栃木県出身で「とちぎ未来大使」を務めていて、雀宮中央小に1年間だけ通っていたことがあるそうです。

また、東京フィルハーモニー交響楽団は10月からドイツ・ベルリンなど7カ国8都市を回るヨーロッパツアーを予定していて、現在クラウドファンディングも募集しています。