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外科医でアジア初女性宇宙飛行士 向井千秋さん 病院で講演会 栃木

外科医でありながらもアジア初の女性宇宙飛行士となった向井千秋さんが20日、宇都宮市の病院で講演しました。

これは済生会宇都宮病院の市民公開講座として開かれたもので、向井さんが「夢に向かってもう一歩」をテーマに講演しました。

向井さんは群馬県館林市の出身で慶應大学医学部に進学。医師免許を取得した後は心臓外科医として勤務し、済生会宇都宮病院に務めていたこともあります。

現在も東京理科大学の特任副学長として研究や教育活動を続けている向井さん。20日は約400人の聴衆を前にアジア初の女性宇宙飛行士に選ばれて1994年の「コロンビア号」、1998年の「ディスカバリー号」と2回にわたってスペースシャトルで宇宙を旅した挑戦についてなど夢を追い続ける大切さを伝えました。

(元宇宙飛行士 向井千秋さん)
「夢を描かなければ夢は実現できない。実現するための教育で自分が努力してみたり身につけてみたりすることで夢を叶えてくれる」

また、向井さんは、宇宙ステーションにいると骨は通常の10倍、筋肉は通常の2倍のスピードで弱っていくなど元宇宙飛行士ならではのエピソードを披露し、参加した人たちは熱心に聞き入っていました。