歴史ある縁日に合わせ地域のにぎわい取り戻すイベント とちぎ未来大使・永井塁さんが火付け役 下野市
彼岸の中日の23日、地域のにぎわいを取り戻そうと、下野市のお寺で縁日にあわせてイベントが開かれました。
下野市石橋の開雲寺です。安産子育てなどの三体の地蔵尊が安置されているこちらの寺では、彼岸の中日に毎年、伝統行事の縁日が行われます。
高齢化などで参加人数が年々減っていく中で、にぎわいを取り戻そうと始まったのが、子ども向けのイベント「てらこ」です。駄菓子屋や射的、それに専門学生が似顔絵を描いてプレゼントするコーナーのほか、6畳1間の密室で音と映像で恐怖体験が味わえるお化け屋敷も準備されました。本格的な映像に、子どもたちの目には涙が。
「てらこ」は、下野市出身でとちぎ未来大使の永井塁さんが、地域を盛り上げようと企画しました。「お寺を寺子屋のように子どもが遊んで学べる場所にしたい」という思いを込めています。
縁日はあと数年で100周年を迎えるということで、イベントの規模を大きくしながら地元の祭りを継承していきたいと話します。
永井塁さん「これまで司会で(縁日に)関わってきたので、特に人数の変化が見える立場だった。しゃべり以外の形で何か恩返しができないかなと思い、集客ができるイベントがしたいと思った。今のお寺を「寺子屋」のニュアンスに近づけていき、あの頃にはなかったデジタルや体験をプラスして、新しい価値をつくりたい」
縁日を主催したボランティア・三体地蔵尊の講元である梁島耕治さんは「子供が来ると親も来るからいい(取り組みだ)と思います。我々世話人も、永井さんらと協力してさらに盛り上がるよう頑張っていきたい」と笑顔を見せました。
下野市石橋の開雲寺です。安産子育てなどの三体の地蔵尊が安置されているこちらの寺では、彼岸の中日に毎年、伝統行事の縁日が行われます。
高齢化などで参加人数が年々減っていく中で、にぎわいを取り戻そうと始まったのが、子ども向けのイベント「てらこ」です。駄菓子屋や射的、それに専門学生が似顔絵を描いてプレゼントするコーナーのほか、6畳1間の密室で音と映像で恐怖体験が味わえるお化け屋敷も準備されました。本格的な映像に、子どもたちの目には涙が。
「てらこ」は、下野市出身でとちぎ未来大使の永井塁さんが、地域を盛り上げようと企画しました。「お寺を寺子屋のように子どもが遊んで学べる場所にしたい」という思いを込めています。
縁日はあと数年で100周年を迎えるということで、イベントの規模を大きくしながら地元の祭りを継承していきたいと話します。
永井塁さん「これまで司会で(縁日に)関わってきたので、特に人数の変化が見える立場だった。しゃべり以外の形で何か恩返しができないかなと思い、集客ができるイベントがしたいと思った。今のお寺を「寺子屋」のニュアンスに近づけていき、あの頃にはなかったデジタルや体験をプラスして、新しい価値をつくりたい」
縁日を主催したボランティア・三体地蔵尊の講元である梁島耕治さんは「子供が来ると親も来るからいい(取り組みだ)と思います。我々世話人も、永井さんらと協力してさらに盛り上がるよう頑張っていきたい」と笑顔を見せました。