栃木県子ども総合科学館が3日改装オープン 愛称「コジマ子どもサイエンスパーク」 知事ら記念式典
老朽化などのため休館していた栃木県子ども総合科学館の初の大型改修工事が完了し1日、リニューアルオープンを記念した式典が行われました。愛称は「コジマ子どもサイエンスパーク」となり、AIやARなどの技術を駆使した展示で人気を集めそうです。
栃木県子ども総合科学館は2024年1月から1年9カ月あまりにわたって改修工事が進められ、今回「宇宙」や「地球」「生命」など7つのゾーンに再編されました。
1988年の開館以来、科学教育の普及啓発施設として延べ1700万人が訪れている科学館のリニューアルオープンを祝おうと、福田富一知事は次のように挨拶しました。
(福田富一知事)「多くの皆様の家族の思い出、家族の絆を深める場の提供にもつながってきたのが子ども科学館。栃木県の科学教育のシンボルとなることを願います」
また、今回の目玉のひとつになっている10億個の星空を再現する、国内でも最高峰のプラネタリウムの点灯式が福田知事や池田忠県議会議長らによって行われました。
新しいプラネタリウムは国内で導入されるのは3例目で、ナレーションは栃木県ゆかりの声優、茅原実里さんらが務めています。
投影時間は1日5回で、実際の夜空に限りなく近い星空や天の川をドームスクリーンに映し出し、全天周デジタル映像で楽しむことができます。
続いて、式典では科学館の新たな愛称に決まった「コジマ子どもサイエンスパーク」のお披露目も行われ、代表して株式会社コジマの中澤裕二代表取締役社長があいさつしました。
(コジマ 中澤裕二社長)「『コジマ子どもサイエンスパーク』の愛称は、未来を担う子ども達が集い、科学に親しむ場になるようにと決定しました。ここでの体験が糧となり、幅広く多くの物事に興味や関心を持ち、健やかに成長してくれることを願っています」
1日は公開され、訪れた人たちがそれぞれのゾーンのシンボル展示やホンダの再生樹脂を使った環境にやさしい車など、県内ゆかりの企業が協力したブースを熱心に見学していました。
そのほか、栃木市出身で宇宙航空研究開発機構、JAXAの准教授で小惑星探査機「はやぶさ2」のミッションマネージャーなどを務めた吉川真さんからは、リニューアルオープンにあたり「望遠鏡で空を観察したり日光の山々を巡ったり自分の原点は栃木県。次の時代を作る人材が生まれることを期待している」といったメッセージも寄せられました。
栃木県子ども総合科学館は3日、グランドオープンし、科学に親しむ子どもたちの歓声がまた戻ってきます。
※サイエンスショーフェスや宇都宮工業高校のミニLRTの乗り物体験などのほか、12月6日にJAXAの吉川真さんの特別講演が予定されている。またプラネタリウムに日中訪れるのが難しい方向けに、土曜日を中心にした夜間イベントも開催。
栃木県子ども総合科学館は2024年1月から1年9カ月あまりにわたって改修工事が進められ、今回「宇宙」や「地球」「生命」など7つのゾーンに再編されました。
1988年の開館以来、科学教育の普及啓発施設として延べ1700万人が訪れている科学館のリニューアルオープンを祝おうと、福田富一知事は次のように挨拶しました。
(福田富一知事)「多くの皆様の家族の思い出、家族の絆を深める場の提供にもつながってきたのが子ども科学館。栃木県の科学教育のシンボルとなることを願います」
また、今回の目玉のひとつになっている10億個の星空を再現する、国内でも最高峰のプラネタリウムの点灯式が福田知事や池田忠県議会議長らによって行われました。
新しいプラネタリウムは国内で導入されるのは3例目で、ナレーションは栃木県ゆかりの声優、茅原実里さんらが務めています。
投影時間は1日5回で、実際の夜空に限りなく近い星空や天の川をドームスクリーンに映し出し、全天周デジタル映像で楽しむことができます。
続いて、式典では科学館の新たな愛称に決まった「コジマ子どもサイエンスパーク」のお披露目も行われ、代表して株式会社コジマの中澤裕二代表取締役社長があいさつしました。
(コジマ 中澤裕二社長)「『コジマ子どもサイエンスパーク』の愛称は、未来を担う子ども達が集い、科学に親しむ場になるようにと決定しました。ここでの体験が糧となり、幅広く多くの物事に興味や関心を持ち、健やかに成長してくれることを願っています」
1日は公開され、訪れた人たちがそれぞれのゾーンのシンボル展示やホンダの再生樹脂を使った環境にやさしい車など、県内ゆかりの企業が協力したブースを熱心に見学していました。
そのほか、栃木市出身で宇宙航空研究開発機構、JAXAの准教授で小惑星探査機「はやぶさ2」のミッションマネージャーなどを務めた吉川真さんからは、リニューアルオープンにあたり「望遠鏡で空を観察したり日光の山々を巡ったり自分の原点は栃木県。次の時代を作る人材が生まれることを期待している」といったメッセージも寄せられました。
栃木県子ども総合科学館は3日、グランドオープンし、科学に親しむ子どもたちの歓声がまた戻ってきます。
※サイエンスショーフェスや宇都宮工業高校のミニLRTの乗り物体験などのほか、12月6日にJAXAの吉川真さんの特別講演が予定されている。またプラネタリウムに日中訪れるのが難しい方向けに、土曜日を中心にした夜間イベントも開催。
