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トンネル内の車両火災事故想定し防災訓練 那須塩原と日光を結ぶ尾頭トンネル

トンネル内で火災を伴う車の事故を想定した防災訓練が3日、那須塩原市と日光市を結ぶトンネルで行われました。

防災訓練は那須塩原市と日光市を結ぶ尾頭トンネルで行われ、道路に関係する行政機関や警察、消防などからおよそ50人が参加しました。

訓練では、トンネルの入り口近くにある遮断機を下ろし、一般車両の通行を止めます。その後、行政機関の職員らはトンネル内にある非常ベルが作動するか確認したり、非常電話を使って警察や消防に通報したりするなど、非常時の連絡体制を確認し、関係する機関の連携を深めていました。

トンネル内の事故は、1979年に静岡県を通る東名高速道路の日本坂トンネルで車の追突事故により火災が発生し、7人が死亡、多数の車両が巻き込まれるという大惨事がありました。この事故を教訓に、長さ1キロメートル以上のトンネルは、国から防災訓練を求められていて、県内では那須塩原市と日光市にある4カ所で毎年、訓練を行っています。