水道料金を来年10月分から18.6%値上げ 宇都宮市の審議会が承認 下水道は2027年から
上下水道料金の値上げについて宇都宮市は6日、料金のあり方を検討している審議会に値上げの水準や料金体系の素案を提示しました。
上下水道の料金引き上げなどを検討するため宇都宮市は、学識経験者や市内の各種団体の代表など、16人で構成する審議会を設置して検討を進めています。
宇都宮市の上下水道料金について市は、施設の老朽化が進んでいることや下水道施設の建て替えなどもあり、引き上げが必要としています。
6日の会合では、水道料金は料金収入でおよそ460億円を確保するため、2026年10月分から28.6%引き上げることを決めました。料金体系については、3つの素案が市から示され、このうち、日本水道協会の「水道料金算定要領」をもとに必要な調整を行い、一般家庭の小口から工場など大口の利用者まで、ある程度の負担を抑えられる体系案が承認されました。
また、下水道料金については、使用料を9.9%引き上げることにして、改定時期は水道料金の引き上げの影響が大きいことから、1年遅らせて2027年10月としました。
審議会は11月の次回会合で新料金体系の答申案を決め、12月に佐藤栄一市長に答申し、市は答申を受けて2026年3月の市議会に条例改正案を提出する予定です。
上下水道料金の根本的な引き上げは、水道は1997年以来、下水道は1996年以来となります。
上下水道の料金引き上げなどを検討するため宇都宮市は、学識経験者や市内の各種団体の代表など、16人で構成する審議会を設置して検討を進めています。
宇都宮市の上下水道料金について市は、施設の老朽化が進んでいることや下水道施設の建て替えなどもあり、引き上げが必要としています。
6日の会合では、水道料金は料金収入でおよそ460億円を確保するため、2026年10月分から28.6%引き上げることを決めました。料金体系については、3つの素案が市から示され、このうち、日本水道協会の「水道料金算定要領」をもとに必要な調整を行い、一般家庭の小口から工場など大口の利用者まで、ある程度の負担を抑えられる体系案が承認されました。
また、下水道料金については、使用料を9.9%引き上げることにして、改定時期は水道料金の引き上げの影響が大きいことから、1年遅らせて2027年10月としました。
審議会は11月の次回会合で新料金体系の答申案を決め、12月に佐藤栄一市長に答申し、市は答申を受けて2026年3月の市議会に条例改正案を提出する予定です。
上下水道料金の根本的な引き上げは、水道は1997年以来、下水道は1996年以来となります。