×
Menu
とちテレHOME

栃木の今が分かる!!NEWS 栃木の今が分かる!!NEWS

県内ニュース

4県警が初めての合同訓練

近年激しさを増している自然災害に備えようと、4つの県の警察が6日、渡良瀬遊水地で初めて合同訓練を行い連携の取り方を確認しました。

合同訓練は、栃木、茨城、群馬、埼玉と4つの県にまたがる渡良瀬遊水地で行われ4つの県の警察官合わせて、およそ100人が参加しました。

これは、災害時に、県をまたいでの移動や救助が予想されることから、有事に備えて連携の強化を図ろうと、今回初めて行われました。

訓練を前に、これまで救助や災害の現場で対応に当たってきた経験豊富な警察官から川にボートで救助に行く際に、体力の消耗を防ぐためロープを伝って前に進む方法や浸水を防ぐために水をビニール袋に入れて使う「水のう」の作り方など4つの説明がありました。

続いて全体訓練では「記録的短時間大雨情報が出て安否不明の人がいる」想定で行われました。

情報を集約して現場に指示を出す本部では、それぞれの県の警察署のチームが、どこの現場に救助に行っているのかなど、無線で連絡をとりながら情報を集め、混乱が無いようにまとめました。

一方、救助現場では土砂災害などで取り残された人たちを速やかに救助するために、それぞれの県の警察官が互いに声をかけあって、ケガをしている人たちから対岸に運ぶなど連携を確認しました。
画像1