日光杉並木街道400年 保全について考えるシンポジウム
植樹から今年ちょうど400年となった日光杉並木街道の保全について考えるシンポジウムが、4日、日光市で開かれました。
シンポジウムではまず、福田富一知事から杉並木の保護活動を行うボランティアのメンバー9人と1つの団体の代表者に、並木の杉材が使用された感謝状が手渡されました。
日光杉並木街道は、日光東照宮にまつられる徳川家康の家来が尊敬の気持ちを示すため、東照宮の参道として街道に杉を植えたとされていて、2025年は植樹から400年の節目の年を迎えます。
4日は、東京大学の本郷和人教授が講師として招かれ、杉並木街道の立役者で家康の側近の1人である松平正綱が、現在の財務大臣にあたる役職で若手の切れ者として重宝されていたことなど、人となりが紹介されました。
このあと、徳川宗家19代当主の徳川家広さんや栃木県の文化財オフィサーで歌手の相川七瀬さん、それに文化財の専門家によるパネルディスカッションが行われました。
ディスカッションでは、杉並木街道は、往来する人々の癒しやランドマークとしての価値があるだけでなく、病害虫対策の観点から400年分の遺伝研究にも期待されることなどが挙がりました。
参加者はシンポジウムを通して、日光杉並木の歴史的価値や環境保全などについて改めて多角的に考えていました。
シンポジウムではまず、福田富一知事から杉並木の保護活動を行うボランティアのメンバー9人と1つの団体の代表者に、並木の杉材が使用された感謝状が手渡されました。
日光杉並木街道は、日光東照宮にまつられる徳川家康の家来が尊敬の気持ちを示すため、東照宮の参道として街道に杉を植えたとされていて、2025年は植樹から400年の節目の年を迎えます。
4日は、東京大学の本郷和人教授が講師として招かれ、杉並木街道の立役者で家康の側近の1人である松平正綱が、現在の財務大臣にあたる役職で若手の切れ者として重宝されていたことなど、人となりが紹介されました。
このあと、徳川宗家19代当主の徳川家広さんや栃木県の文化財オフィサーで歌手の相川七瀬さん、それに文化財の専門家によるパネルディスカッションが行われました。
ディスカッションでは、杉並木街道は、往来する人々の癒しやランドマークとしての価値があるだけでなく、病害虫対策の観点から400年分の遺伝研究にも期待されることなどが挙がりました。
参加者はシンポジウムを通して、日光杉並木の歴史的価値や環境保全などについて改めて多角的に考えていました。
