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11月に日本初開催 聴覚障がい者が出場「デフリンピック」をPRするキャラバンカーが県内巡回

聴覚障がいのある人たちの国際スポーツ大会「デフリンピック」が11月、日本で初めて開かれるのを前に、大会をPRするキャラバンカーが県内各地を巡っています。8日には県庁で式典が開かれました。

デフリンピックは、耳が聞こえない・聞こえにくいアスリートが出場する、4年に一度の国際大会で、100周年となる今年11月、日本で初めて開かれます。

大会の周知と聴覚障がい者への理解を深めてもらおうと、県内では今月4日からキャラバン活動が行われています。

県庁で開かれた式典には、県聴覚障害者協会のメンバーや、過去この大会に出場経験のある選手などが参加しました。

県聴覚障害者協会の稲川和彦理事長は代表挨拶で「日本開催をきっかけに、共生社会をつくっていきたい」と大会に期待を寄せ、福田知事も「100回目という記念の大会、県民みんなで盛り上げていきたい」と意気込みを語りました。

栃木県在住で大会アンバサダーの川俣郁美さんは、「拍手」と「行け!」を意味する手話を組み合わせた「サインエール」を実演し、出場する選手に、参加者全員でエールを送りました。

大会に合わせ、県庁ロビーには大会メダルのレプリカや、県内から出場予定の選手などを紹介したパネルも展示されました。

キャラバンカーは10月11日まで県内をまわったあと、茨城・千葉・神奈川県などでも大会をPRする予定です。

式典では最後に川俣さんから教わった「サインエール」でキャラバンカーを送り出していました。