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日本一へ「とちあいか」初出荷 真岡の生産者一木さんが県内トップ切り

生産量日本一を誇る「いちご王国・栃木」に、イチゴのシーズンが早くも到来です。栃木県のオリジナル品種「とちあいか」が9日、真岡市で初出荷を迎えました。

県内有数のイチゴの産地、真岡市にあるJA全農とちぎ青果物広域集出荷センターに「とちあいか」が届きました。「とちあいか」は「とちおとめ」の後継品種で、サイズが大きくて酸味が少なく甘味が強いのが特徴です。

県内のトップを切って初出荷となった9日、JAはが野管内の真岡市のイチゴ生産者一木茂さんが「とちあいか」396パック、重さにしておよそ100キロを持ち込みました。一木さんはイチゴをおよそ46アール生産していて、今シーズンからすべてを「とちあいか」に切り替えました。9月の突風では、多少の被害を受けましたが、イチゴ栽培に影響はなかったということです。

この日出荷されたイチゴは、色やツヤ、大きさなどをJAの職員が検査したあと、東京の大田市場へ発送され、10日の朝競りにかけられます。

JA全農とちぎによりますと、9月末の時点で県内の作付面積は、「とちあいか」が389ヘクタール、「とちおとめ」が31ヘクタールということです。JA全農とちぎは今シーズンのイチゴ販売額を、県内全体で325億円と過去最高を目標にしています。

収穫は来年2月下旬から3月にピークを迎え、6月頃まで続くということです。