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三田関が一日警察署長に 「全国地域安全運動」で犯罪被害防止呼びかけ 宇都宮中央署

地域ぐるみで犯罪の防止に取り組む「全国地域安全運動」が11日から始まるのを前に10日、宇都宮市内では大田原市出身の力士が一日警察署長を務め、犯罪被害防止を呼びかけました。

宇都宮中央警察署の一日警察署長を務めたのは、大田原市出身で大相撲の十両・三田関です。

羽織はかま姿の三田関は、「一日警察署長」と書かれたたすきをかけ、宇都宮市の複合商業施設に訪れた人にチラシなどの啓発物を渡して、SNS型投資・ロマンス詐欺被害の防止を呼びかけました。

一日警察署長の大役を務めた三田関に、森平芳彦署長から感謝状が贈られました。

全国地域安全運動は「みんなでつくろう安心の街」をスローガンに、「特殊詐欺の被害防止」「子どもと女性の犯罪被害防止」などを重点に実施されます。

警察によりますと、県内のSNS型投資・ロマンス詐欺の被害は2025年に入ってから9月末までに54件発生していて、被害額はおよそ6億9300万円に上ります。2024年の同じ時期と比べ10件多く、被害額も高額で推移していることから警察で注意を呼びかけています。

全国地域安全運動は11日から、10月20日まで行われます。