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12年ぶり保守系新人の一騎打ち 那珂川町長選が告示

任期満了に伴う那珂川町の町長選挙が14日告示され、新人2人が立候補し、一騎打ちの選挙戦に突入しました。

那珂川町の町長選挙に立候補したのは、届け出順に、いずれも新人で前の町議会議員の鈴木繁氏61歳と益子純恵氏46歳の2人です。

元町議会議長の鈴木氏は、那珂川町小川の選挙事務所前で出陣式を行い、支持者およそ250人が集まりました。鈴木氏は那珂川町出身で2014年の町議会議員選挙で初当選し、3期目の途中まで務めました。

現職の福島泰夫町長から後継指名を受けていて、「築こうあなたと未来の那珂川町」をキャッチフレーズに5つの分野を公約の柱に掲げています。町の最重要課題には少子高齢化をあげ、移住・定住政策の強化に取り組むとしていて町外から移り住んだ人に対して固定資産税や土地の購入費の負担を軽減する施策の実現などを訴えています。

前町議会議長の益子氏は、那珂川町馬頭の後援会事務所前で第一声をあげ、地元の県議会議員や、町議会議員5人などおよそ150人が集まりました。大田原市出身の益子氏は、2017年の町議会議員の補欠選挙で初当選し3期目の途中まで務めました。

オール那珂川町体制で新しい風を吹かせたいとして、人口減少対策や子育て・教育環境の整備など8つの分野を公約に掲げています。このうち町民が時刻表にとらわれず必要な時に使用できるデマンドタクシーを、AIの活用を視野にニーズに合った運行を目指すとしています。また子育ての拠点となる複合施設の整備を訴えています。

那珂川町長選挙は15日から期日前投票が始まり、19日に投開票されます。