自治会活性化のカギは?宇都宮市河内地区の挑戦を大調査【キャスターがゆく!】
キャスターがゆく!コーナー、今回は飯島誠キャスターが「自治会」について調査しました。
きっかけは取材活動している時に頂いた「自治会・子供会のイベント参加者が少ない。活性化の何かよいアイデアはない?」という声でした。
実際、県内の市町の自治会加入率は年々下がっています。「活性化へのアイデア」を探るため、今回は宇都宮市河内地区を取材しました。自治会加入率は61.4%です。
(河内地区自治会連合会 永井寛会長)「自治会の課題として、ひとつは高齢者が役員を務められなくなってやめていく、二つ目はリーダー不在、三つ目は若い人に自治会加入のメリットを感じてもらえないことがあります」
河内地区の自治会対抗体育祭の参加自治会は51のうち19に減ってしまいました。そこでこの際、子ども、高齢者、障がいのある人など、誰でも楽しめるものに転換しようと、個人参加型「体力テスト」形式に、内容・方式を全面的に変えてしまったんです。
河内地区には強みがありました。子どもたち、若い人の自主的な参加です。おととし地域の正式な組織として「笑結(えむすび)」というグループになりました。
(笑結メンバーの中学生、猪瀬誠心さん)「メンバーみんな、イベントを作る喜びの味を占めてしまいました」
新しいイベント「スポーツフェス」は10月11日開催。あいにくの雨にもかかわらず、300人集まりました。参加者から象徴的な言葉が・・・
(参加者)「参加する義務がないので気軽に来ることができますね」
宇都宮大地域デザイン科学部(コミュニティ政策)の石井大一朗教授は、河内地区の素晴らしい点として、1つは小中学校単位の広い組織での活動なので「新しい出会い」「ゆるい関係性での付き合い」ができる、もう1つは小中学生の頃から活動に参加できる環境があるので、大人になっても地域のために活動できる意欲を持ってもらえる点を挙げています。
(飯島キャスター)「地域コミュニティの新しい形、大変勉強になりました!」
きっかけは取材活動している時に頂いた「自治会・子供会のイベント参加者が少ない。活性化の何かよいアイデアはない?」という声でした。
実際、県内の市町の自治会加入率は年々下がっています。「活性化へのアイデア」を探るため、今回は宇都宮市河内地区を取材しました。自治会加入率は61.4%です。
(河内地区自治会連合会 永井寛会長)「自治会の課題として、ひとつは高齢者が役員を務められなくなってやめていく、二つ目はリーダー不在、三つ目は若い人に自治会加入のメリットを感じてもらえないことがあります」
河内地区の自治会対抗体育祭の参加自治会は51のうち19に減ってしまいました。そこでこの際、子ども、高齢者、障がいのある人など、誰でも楽しめるものに転換しようと、個人参加型「体力テスト」形式に、内容・方式を全面的に変えてしまったんです。
河内地区には強みがありました。子どもたち、若い人の自主的な参加です。おととし地域の正式な組織として「笑結(えむすび)」というグループになりました。
(笑結メンバーの中学生、猪瀬誠心さん)「メンバーみんな、イベントを作る喜びの味を占めてしまいました」
新しいイベント「スポーツフェス」は10月11日開催。あいにくの雨にもかかわらず、300人集まりました。参加者から象徴的な言葉が・・・
(参加者)「参加する義務がないので気軽に来ることができますね」
宇都宮大地域デザイン科学部(コミュニティ政策)の石井大一朗教授は、河内地区の素晴らしい点として、1つは小中学校単位の広い組織での活動なので「新しい出会い」「ゆるい関係性での付き合い」ができる、もう1つは小中学生の頃から活動に参加できる環境があるので、大人になっても地域のために活動できる意欲を持ってもらえる点を挙げています。
(飯島キャスター)「地域コミュニティの新しい形、大変勉強になりました!」