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県内ニュース

教育現場でのクマ対策 国がオンライン会議 栃木県教育委員会

全国的なクマによる被害の深刻化を受け、文部科学省は6日、オンラインで全国の教育委員会に向けた緊急連絡会議を開きました。

会議には都道府県・政令指定都市の教育委員会の安全管理担当者らが参加しました。

文部科学省の担当者は「危機管理マニュアルを更新するなど地域の実情に合わせて対応してほしい」と呼びかけました。

文部科学省は10月30日、北海道や岩手県のマニュアルを参考に通学路の点検やクマが出没した時の連絡体制を検討するよう全国の教育委員会に通知しました。

6日の会議では教職員の役割分担の明確化や必要に応じて通学路の変更を検討するといった対応を改めて求めました。

これまで栃木県内ではクマによる学校への被害はありませんでしたが県は児童・生徒の安全を確保するため各学校で作られている野生動物対策のマニュアルについて整備を進めていくということです。

また、修学旅行や野外学習で栃木県を訪れる他県の学校などについては相談があれば対応したいとしています。

栃木県教育委員会事務局学校安全課 郡山洋孝 課長
「連絡体制、見守りの強化を考えていかなくてはいけない。マニュアルの普及啓発について強化していきたい」