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留学生や団体など22件を支援 国際交流で助成金を交付 あしぎん国際交流財団・栃木

国際交流を支援しようと宇都宮市の財団が18日、県内の大学で学ぶ留学生などに助成金を贈りました。

あしぎん国際交流財団は国際性豊かな地域社会をつくろうと、足利銀行の創業90周年記念事業の一環として設立され、1986年から毎年、国際交流などに貢献する事業や海外からの留学生に助成を行っています。

この取り組みは今年で40回目の節目を迎えました。

宇都宮市の足利銀行本店で行われた交付式では、あしぎん国際交流財団の松下正直理事長から、県内の大学に通うベトナムや中国などからの留学生6人と那須塩原市のアジア学院に助成金が贈られました。

松下理事長は「母国の発展と日本との交流に生かして下さい。今後も国際化の進展に努めていきます」と述べました。

(ベトナムから宇都宮共和大学へ ホー キム チャンさん)
「世界の経済や人々の生活がどうやって発展するかについて勉強しています。宇都宮の空襲に関する紙芝居を英語に訳したりもしています」

(シリアから足利大学へ アブドゥッラハマン アルへスワネさん)
「渡良瀬川の水位のデータをAIで取得して洪水の危険があれば知らせて避難を促すようなシステムを作成しています。シリアの再建の為に活かせる技術を学び、シリアと日本の架け橋になりたいです」

財団では昨年度までに525件に対しておよそ1億1千600万円を助成していて、今年度は留学生8人と14の団体に合わせて216万円の支援を計画しています。