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県内ニュース

年の瀬に向けて しめ縄づくり 塩谷町

今年も11月に入り、県内でも年末年始の行事に向けて準備が進められています。

中でも、塩谷町では、特産のしめ縄づくりが出荷の最盛期を前に最後の追い込みの時期を迎えています。

正月飾りに欠かせない「しめ縄」。
産地として知られる塩谷町のこちらの工場では、職人が1つ1つ丁寧に手作業でしめ縄作りを行っています。

JAしおのや〆縄部会の鈴木孝夫さんです。

この道14年のベテランの鈴木さんは7日、神棚に飾る「牛蒡〆」などを作っていました。

しめ縄に使われる藁は、太く、ほどよく水分を含んでいるものが適していて今年の藁は状態も良いということです。

思いを込めて丁寧に編まれた長さ約1.5メートルのしめ縄が完成しました。

JAしおのや〆縄部会では、牛蒡〆のほか、玄関に飾る「玉〆」など約20種類、1万本以上が出荷され、県内や関東方面の取引業者を通じて全国各地へ届けられるということです。

(JAしおのや〆縄部会 鈴木孝夫さん)
「幸せが訪れるように思いを込めて作っている」

出荷はすでに始まっていて、出荷のピークは11月中旬ごろだということです。