県立学校長研修で那須雪崩遺族が講話 栃木県庁
栃木県の県立学校などの教育現場で児童生徒の安全をいかに確保し、どう管理するかを学ぶ研修会が21日、栃木県庁で開かれ、那須雪崩事故の遺族が講話を行いました。
この研修会は、2017年3月に那須町で発生し大田原高校山岳部の生徒と引率の教諭、合わせて8人が亡くなった雪崩事故の再発防止や安全で安心な教育活動を実現しようと県教育委員会が開いているものです。これまで新規採用の教員を対象に行ってきましたが、今回は初めて県立学校の校長を対象に実施され、およそ70人が参加しました。
講師を務めたのは、那須町の雪崩事故の遺族で当時16歳の息子淳生さんを亡くした母の高瀬晶子さんです。
高瀬さんは「那須雪崩事故はなぜ起きたのか〜16歳の淳生を雪崩で失って〜」と題して講話を行いました。
高瀬さんは、淳生さんの生い立ちや雪崩事故について話し時折、涙で声を詰まらせながら「3人の先生たちがしっかり事前の調査をしていたら、雪崩に巻き込まれたでしょうか。あの場所で訓練したでしょうか」などと思いを訴えました。
この研修会は、2017年3月に那須町で発生し大田原高校山岳部の生徒と引率の教諭、合わせて8人が亡くなった雪崩事故の再発防止や安全で安心な教育活動を実現しようと県教育委員会が開いているものです。これまで新規採用の教員を対象に行ってきましたが、今回は初めて県立学校の校長を対象に実施され、およそ70人が参加しました。
講師を務めたのは、那須町の雪崩事故の遺族で当時16歳の息子淳生さんを亡くした母の高瀬晶子さんです。
高瀬さんは「那須雪崩事故はなぜ起きたのか〜16歳の淳生を雪崩で失って〜」と題して講話を行いました。
高瀬さんは、淳生さんの生い立ちや雪崩事故について話し時折、涙で声を詰まらせながら「3人の先生たちがしっかり事前の調査をしていたら、雪崩に巻き込まれたでしょうか。あの場所で訓練したでしょうか」などと思いを訴えました。
