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宇都宮市在住70代男性 SNS投資詐欺で約6,000万円だまし取られる

栃木県警によりますと、宇都宮市に住む70代の男性が、SNSを使った投資詐欺の被害に遭い、約6千万円をだまし取られていたことがわかりました。

警察によりますと、被害に遭った宇都宮市に住む70代の男性は、今年7月下旬ごろ、通信アプリ「LINE」で投資に関する広告に書かれた連絡先にメッセージを送ったところ、日本人女性を名乗る者から「高確率で利益を出せる」などとメッセージが返ってきたということです。

その後、投資話を持ちかけられ相手の指示どおりに株を売買すると短期間で利益が出たように表示されました。

その後も投資目的で入金を続け、利益が大きくなったため現金を引き出そうとしたところ、相手から「出金するには税金や保証金を払わなければならない」などと言われたということです。

これを信じた男性は、8月から10月までに11回にわたって相手が指定した個人名義の口座などに現金6,070万円を振り込み、だまし取られました。

相手と連絡が取れなくなったことを不審に思った男性が、10月中旬ごろに警察に相談し被害に気づきました。

栃木県警によりますと、SNSを使った投資詐欺を含む県内の詐欺事件の認知件数は、今年9月末時点であわせて154件確認されていて、前の年の同じ時期と比べて23件増えています。

警察では、SNSのやり取りだけで振り込みなどを要求するものや、通常と大きくかけ離れた利益をうたう投資話は詐欺の可能性が高いので、決してお金を振り込まないよう注意を呼びかけています。