全国で相次ぐクマ被害 栃木県職員ら連絡会議開催へ 福田知事「横断的な対応重要」
全国でクマによる被害で亡くなった人の数が過去最多と深刻な事態となる中、福田富一知事は、14日に政府が示した「クマ被害対策パッケージ」を踏まえて、庁内で横断的に対応を検討する連絡会議を来週にも開くとしました。
これは21日の定例会見で明らかにしたものです。
政府は深刻化するクマ被害に対応するため、14日、「クマ被害対策パッケージ」を決定しました。パッケージでは、緊急的・短期的・中期的の3段階に分けて人の生活圏からクマを排除し、周辺地域などで捕獲などを強化することで、増えすぎたクマの個体数を削減・管理しながら、人とクマのすみわけを実現するとしています。
福田知事は、農作業中や登下校中など、クマによる被害は様々な状況が考えられることから「組織を横断した対応が重要」だとして、来週中にも庁内連絡会議を行うとしています。会議は環境森林部を事務局に産業労働観光部、農政部、県土整備部、教育委員会、それに県警本部の6つの部などの担当者が参加して情報の共有や、県としての取り組みを検討します。
(福田富一知事)
「クマ被害対策パッケージを踏まえた取り組みを、連携・共有しながら確認していくことになると思いますし、各々が行っている取り組みで課題があれば共有することになる。しっかり進めてまいりたい」
年明けには、緊急銃猟の対応訓練なども実施する方針です。
これは21日の定例会見で明らかにしたものです。
政府は深刻化するクマ被害に対応するため、14日、「クマ被害対策パッケージ」を決定しました。パッケージでは、緊急的・短期的・中期的の3段階に分けて人の生活圏からクマを排除し、周辺地域などで捕獲などを強化することで、増えすぎたクマの個体数を削減・管理しながら、人とクマのすみわけを実現するとしています。
福田知事は、農作業中や登下校中など、クマによる被害は様々な状況が考えられることから「組織を横断した対応が重要」だとして、来週中にも庁内連絡会議を行うとしています。会議は環境森林部を事務局に産業労働観光部、農政部、県土整備部、教育委員会、それに県警本部の6つの部などの担当者が参加して情報の共有や、県としての取り組みを検討します。
(福田富一知事)
「クマ被害対策パッケージを踏まえた取り組みを、連携・共有しながら確認していくことになると思いますし、各々が行っている取り組みで課題があれば共有することになる。しっかり進めてまいりたい」
年明けには、緊急銃猟の対応訓練なども実施する方針です。
