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栃木県警とヨシケイ栃木フーズが協定締結 地域の見守り強化へ 宇都宮

 安全なまちづくりを進めようと26日、栃木県内で食材の宅配サービスを展開する企業が栃木県警と地域の見守り活動を行う協定を締結しました。

県警と協定を結んだのは、食材などの配達を行う「ヨシケイ栃木フーズ」です。

 宇都宮市の事務所で締結式が行われ、大塚貴則社長と県警本部生活安全部の林光孝部長が協定書を交わしました。

 この会社では、約60人の配達スタッフが平日と祝日に同じルートで顧客の家に食材を届けていることから小さな異変にも気付きやすいとして、協力を申し出たということです。

 協定では宅配の際に犯罪や事故に関する情報などを見つけた場合に通報を行うほか、ドライブレコーダーのデータを必要に応じて警察に提供します。

 県警によりますと、県内で地域の見守りなどを行う防犯ボランティアの数は2011年の1,424団体をピークに減少していて、2024年は870団体にとどまっています。

 林生活安全部長は「詐欺などの被害が深刻な今、見守り活動による協力は心強い」と期待を寄せました。

 締結式の後には、オリジナルの防犯ステッカーを貼った見守り車両がパトカーに続いて出発しました。

(ヨシケイ栃木フーズ 大塚貴則代表取締役社長)
「見守り車両を見ると安心できるような役割を担っていきたい」