栃木県産農産物の輸出額15億円 2030年度に 新方針で目標
昨年度、栃木県産農産物の輸出額はおよそ8億2千万円で過去最高を更新し県は28日、2030年度までに15億円に拡大する目標を明らかにしました。
これは28日から始まった県議会の質疑質問の中で福田富一知事が明らかにしたものです。県経済流通課によりますと昨年度の県産農産物の輸出額はおよそ8億2000万円で前の年度から1.5倍に増えました。
このうち輸出額が最も多かったのは全体の7割を占める牛肉の、およそ5億6000万円で72%の増加、半世紀以上生産量日本一のイチゴは、6500万円で2倍以上に増えました。
全体の輸出額は、この5年で2.6倍に増えていてさらなる輸出拡大を目指し、福田知事は9月の議会で年内に新たな方針を策定する考えを示していました。新たな方針では輸出額の目標を2030年度に15億円に拡大させることを目指します。その中で牛肉、イチゴ、コメ、ナシを輸出促進品目に設定、ターゲットにする国を定め戦略的に、販路開拓を図るとしています。
このうち牛肉は、日本産の食品に対する輸入規制を全て撤廃した台湾などへの輸出を増やすためブランドイメージを向上させる動画を作り需要の喚起を狙います。また、長距離輸送に向くイチゴの主力品種とちあいかは、香港や東南アジアに加え、新たにアメリカやヨーロッパでの販路開拓を目指します。
これは28日から始まった県議会の質疑質問の中で福田富一知事が明らかにしたものです。県経済流通課によりますと昨年度の県産農産物の輸出額はおよそ8億2000万円で前の年度から1.5倍に増えました。
このうち輸出額が最も多かったのは全体の7割を占める牛肉の、およそ5億6000万円で72%の増加、半世紀以上生産量日本一のイチゴは、6500万円で2倍以上に増えました。
全体の輸出額は、この5年で2.6倍に増えていてさらなる輸出拡大を目指し、福田知事は9月の議会で年内に新たな方針を策定する考えを示していました。新たな方針では輸出額の目標を2030年度に15億円に拡大させることを目指します。その中で牛肉、イチゴ、コメ、ナシを輸出促進品目に設定、ターゲットにする国を定め戦略的に、販路開拓を図るとしています。
このうち牛肉は、日本産の食品に対する輸入規制を全て撤廃した台湾などへの輸出を増やすためブランドイメージを向上させる動画を作り需要の喚起を狙います。また、長距離輸送に向くイチゴの主力品種とちあいかは、香港や東南アジアに加え、新たにアメリカやヨーロッパでの販路開拓を目指します。
