国内最大の女子刑務所 栃木刑務所 2028年春に廃止
法務省が、栃木市にある国内最大の女子刑務所、栃木刑務所を2028年4月に廃止する方針であることが、法務省などへの取材でわかりました。
法務省などによりますと、栃木市惣社町にある栃木刑務所は、2028年3月31日の業務を最終日として、翌日の4月1日に閉庁します。
現在国内には5つの女子刑務所があり、記録が残る1976年度以降、女子刑務所が廃止になるのは初めてとなります。
廃止は国の財政事情や施設の老朽化などを踏まえたもので、組織の効率性を高め職員の負担を減らすことが目的です。
収容者の移送先と跡地の活用については未定ですが、移送先については決まり次第、順次行っていくとしています。
刑務所などの刑事施設は、全国で収容者が減少傾向にあります。
栃木刑務所では、収容定員655人に対し、収容率は2015年末の時点で100パーセントを超えていたものの、2024年末にはおよそ71パーセントになっていました。
施設の担当者はとちぎテレビの取材に対し、「引き続き収容者の改善・更生などに取り組み、スムーズな廃止に向け準備を進めていく」とコメントしています。
法務省などによりますと、栃木市惣社町にある栃木刑務所は、2028年3月31日の業務を最終日として、翌日の4月1日に閉庁します。
現在国内には5つの女子刑務所があり、記録が残る1976年度以降、女子刑務所が廃止になるのは初めてとなります。
廃止は国の財政事情や施設の老朽化などを踏まえたもので、組織の効率性を高め職員の負担を減らすことが目的です。
収容者の移送先と跡地の活用については未定ですが、移送先については決まり次第、順次行っていくとしています。
刑務所などの刑事施設は、全国で収容者が減少傾向にあります。
栃木刑務所では、収容定員655人に対し、収容率は2015年末の時点で100パーセントを超えていたものの、2024年末にはおよそ71パーセントになっていました。
施設の担当者はとちぎテレビの取材に対し、「引き続き収容者の改善・更生などに取り組み、スムーズな廃止に向け準備を進めていく」とコメントしています。
