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高校生21人が出場 ビブリオバトル おすすめの一冊について熱弁

高校生がおすすめの本を紹介し、最も読みたくなった一冊を決めるビブリオバトルの県大会が14日、宇都宮市で開かれました。

このビブリオバトルは、若い世代にもっと読書の楽しみを知ってもらおうと、高校生を対象に県教育委員会が毎年開いているものです。今年は21人が出場し、予選を勝ち抜いた6人が決勝に進みました。

大会は、自分が読んで面白いと思った本の魅力を5分間で紹介し、最も読みたくなった本となるよう競います。参加者は自分の体験談などを交えながら、感銘を受けた一冊について熱弁を振るい、観戦した人からの質問に1つ1つ答えていきました。

投票の結果、宇都宮市出身の村崎なぎこさんの著書で、内陸県で唯一水産科がある那珂川町の馬頭高校をモデルにした青春小説・「ナカスイ!海なし県の水産高校」を紹介した、小山工業高等専門学校2年の床井響明さんが優勝しました。床井さんは栃木県代表として来年2月に東京都で行われる全国大会に出場します。

床井さんは「信じられない気持ち。緊張するが、ここまで来たら全国優勝したい」と意気込みました。