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歩行中の高齢者の死亡事故防止へ反射材 栃木県警が作成 児童から祖父母へプレゼント

県警では、歩行中の高齢者の死亡事故を防ごうと16日、宇都宮市の小学校に靴などに貼る反射材を贈りました。

この日は宇都宮市の昭和小学校で寄贈式が行われ、1年生43人と地域の高齢者13人が参加しました。県警が進めている「光る絆プロジェクト」の一環で、交通事故の発生状況から宇都宮市、小山市など5つの市を対象に、全ての小学校167校に反射シールを贈ります。

この反射シールは児童からおじいちゃん、おばあちゃんにプレゼントしてもらおうと企画され、県警では初めての取り組みです。

反射シールは、2023年10月から始まった、自動車の図柄付きナンバープレートの寄付金を初めて活用し作成されました。

児童たちは「交通安全に気をつけてください」などと手書きのメッセージを添えて、贈られた反射シールを高齢者の靴に貼りつけました。

県警によりますと、今年、県内では15日までに、夜間に歩いていて交通事故に遭い、亡くなった人が19人いて、そのうち12人は高齢者です。全員、反射材は着けていなかったということです。