栃木県内でも追悼 教訓の継承誓う 東日本大震災15年
2万2000人を超える犠牲者が出た、東日本大震災と東京電力福島第一原子力発電所の事故の発生から11日で15年になりました。被災地などでは遺族らが犠牲者を悼み、戦後最悪の自然災害の教訓を継承する決意を新たにしました。
岩手県陸前高田市の「奇跡の一本松」周辺では、澄んだ空に太陽が登りました。被災地では、インフラはほぼ整備された一方、まちづくりや生業再建の遅れ、人口減少などの課題が露呈しています。原発事故があった福島では、今もおよそ2万3000人が県内外に避難していて、被災地の復興は岐路に立っています。
栃木県内では当時、最大震度6強を観測し、倒壊した建物に巻き込まれるなど4人が死亡したほか、およそ7万6000棟の住宅が被害を受けました。那須烏山市には県内で唯一、被災者が生活再建を目指す仮設住宅が建てられました。
一方、震災や原発事故で県内に避難してきた人の数は、最も多い時の2012年2月におよそ3200人いて、2月1日時点でも1158人となっています。また、原発事故で発生した放射性物質を含む稲わらなどの指定廃棄物は、11の市と町で合わせておよそ1万3000トンにのぼりました。このうちおよそ3000トンは、6つの市と町で農家の敷地など126カ所で一時的に保管してきましたが、那須塩原市、日光市、大田原市では公共の施設に集めて保管する暫定集約が完了。矢板市は今年度中に完了し、那須町は残る1軒の農家と調整を進めています。
「国の責任で処分すべき」としていた那珂川町は、ほかの自治体で集約が進んだ状況を受けて方針を改めて検討するとしています。一方で、指定廃棄物の処分は国が行うことになっていて、環境省は2014年7月に塩谷町の国有林を処分場の詳細調査候補地に選びましたが、住民の理解は得られず話は進んでいません。
県庁に広場に植えられた1本の木。震災から1年後の2012年に復興への願いを込めて被災者らが植樹したコブシ、ハクモクレンは、今年もつぼみを膨らませ間もなく花を咲かせます。高市総理大臣は午後に福島市で開かれた福島県主催の追悼復興記念式典に出席し、4月から5年間の第3期復興・創生期間が始まるとして「さまざまな課題を次の5年間で何としても解決するという強い決意で被災地の復興に全力を尽くす」と述べました。
岩手県陸前高田市の「奇跡の一本松」周辺では、澄んだ空に太陽が登りました。被災地では、インフラはほぼ整備された一方、まちづくりや生業再建の遅れ、人口減少などの課題が露呈しています。原発事故があった福島では、今もおよそ2万3000人が県内外に避難していて、被災地の復興は岐路に立っています。
栃木県内では当時、最大震度6強を観測し、倒壊した建物に巻き込まれるなど4人が死亡したほか、およそ7万6000棟の住宅が被害を受けました。那須烏山市には県内で唯一、被災者が生活再建を目指す仮設住宅が建てられました。
一方、震災や原発事故で県内に避難してきた人の数は、最も多い時の2012年2月におよそ3200人いて、2月1日時点でも1158人となっています。また、原発事故で発生した放射性物質を含む稲わらなどの指定廃棄物は、11の市と町で合わせておよそ1万3000トンにのぼりました。このうちおよそ3000トンは、6つの市と町で農家の敷地など126カ所で一時的に保管してきましたが、那須塩原市、日光市、大田原市では公共の施設に集めて保管する暫定集約が完了。矢板市は今年度中に完了し、那須町は残る1軒の農家と調整を進めています。
「国の責任で処分すべき」としていた那珂川町は、ほかの自治体で集約が進んだ状況を受けて方針を改めて検討するとしています。一方で、指定廃棄物の処分は国が行うことになっていて、環境省は2014年7月に塩谷町の国有林を処分場の詳細調査候補地に選びましたが、住民の理解は得られず話は進んでいません。
県庁に広場に植えられた1本の木。震災から1年後の2012年に復興への願いを込めて被災者らが植樹したコブシ、ハクモクレンは、今年もつぼみを膨らませ間もなく花を咲かせます。高市総理大臣は午後に福島市で開かれた福島県主催の追悼復興記念式典に出席し、4月から5年間の第3期復興・創生期間が始まるとして「さまざまな課題を次の5年間で何としても解決するという強い決意で被災地の復興に全力を尽くす」と述べました。
