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栃木県の出生数が初めて9,000人割れ 合計特殊出生率は1.14で過去最低更新 2025年の人口統計

厚生労働省は3日、人口の変動を把握する2025年の統計結果を公表し、栃木県内で生まれた子どもの人数「出生数」は初めて9,000人を割りました。

人口動態統計は出生・死亡・婚姻など5つの項目について集計するもので、2025年1月1日から12月31日までの1年間の結果の概要が発表されました。

それによりますと、県内の出生数は前の年から330人減った8,932人で、初めて9,000人を下回り、過去最低を更新することが分かりました。減少は13年連続です。

また、一人の女性が生涯に産む子どもの数を表す「合計特殊出生率」は1.14で、6年連続で過去最低を更新することが分かりました。1.14という数字は全国平均と同じですが、福島県と並び全国で13番目の低さです。

県では昨年度、福田富一知事が会長を務める「県人口未来会議」を設置するなど、人口減少対策を進めてきました。

今年度は人口減少・少子化対策の総合的で効果的な促進を図るため、「県人口未来推進本部」を設置し、大学教授や研究員ら3人の県人口未来アドバイザーに助言を受けながら、2060年に栃木県の人口140万人以上を確保することを目標に取り組んでいます。

全国の出生数は67万1千人余りとこちらも過去最少となっていて、高市首相は4日の衆議院予算委員会で「非常に厳しい状況。人口減少は静かな有事だと捉えている」と述べました。

今回の結果を受け福田富一知事は、「少子化傾向に歯止めがかからないことを重く受け止めている。効果的な施策の展開に取り組み、改善を図ってまいります」とコメントしました。