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「大きな繭を作ってね」 小山の絹義務教育学校で蚕が巣に引っ越し 児童たちが「上蔟」作業体験

かつて養蚕が盛んだった小山市で5日、小学生が育てた蚕を巣に移して繭作りを促す作業が行われました。

成長した蚕を、繭を作るための格子状の四角い枠「蔟」(まぶし)と呼ばれる専用の巣に入れる作業を行ったのは、小山市の絹義務教育学校の1年生と2年生、合わせておよそ50人です。かつて養蚕が盛んだった小山市の絹地区にあるこの学校では、伝統文化を学ぼうと毎年蚕を飼育して繭を収穫しています。

児童たちは、5月に学校にやってきた蚕を、教室の中で桑の葉を与えておよそ2週間大切に育ててきました。

この日は指導している元養蚕家の野澤正義さんから、作業の説明を聞いた後、体長が8センチ前後に育った蚕を1匹ずつつまんで、「蔟」の上にのせていきました。

蚕は巣の中でおよそ1週間かけて糸をはいて繭を作ります。

今後は1、2年生が蔟から繭を取り出す「収繭」を、さらに7月中旬に3年生が繭を煮て綿状にする「煮繭」の作業を行い、最終的には糸を紡いで織った布で6年生がコースターを作るということです。
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