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特急は時速約50キロで進入か 栃木県警は特別捜査班を設置

鹿沼市の東武日光線新鹿沼駅で作業員4人が特急列車にはねられて死亡した事故で特急は時速およそ50キロで駅構内に進入していたことが東武鉄道の話で分かりました。栃木県警は、鹿沼警察署に特別捜査班を設置し見張りや列車接近の情報共有に不備があった可能性もあるとみて業務上過失致死の疑いで詳しい経緯を調べます。


4人が亡くなった痛ましい事故から一夜。現場近くの踏切には花束が手向けられていました。事故は20日午前10時45分ごろに発生し、6両編成の特急スペーシアX2号が線路上で除草作業をしていた元請けの監督役1人を含む作業員4人をはね、全員死亡しました。


東武鉄道によりますと特急は時速およそ50キロで駅構内に進入。事故当時、作業員がいた現場からおよそ315メートル離れた場所に中継の見張り員、駅近くに列車の見張り員を配置していましたが見張り員が互いに意思疎通ができる状態ではなかったということです。

一方で運転士は駅近くの見張り員が退避完了の旗を振ったのを見て警笛を鳴らしたと説明しています。

駅の手前は右カーブになっていて特急は、新鹿沼駅で停車する予定でした。運輸安全委員会の事故調査官は21日も関係者の聞き取りを行い、埼玉県春日部市の車両基地では事故車両の調査が進められました。

栃木県警は、鹿沼警察署に45人体制の特別捜査班を設置し見張りや列車接近の情報共有に不備があった可能性もあるとみて業務上過失致死の疑いで詳しい経緯を調べます。