災害に強い農業を目指して農業者が座学と実演
近年、相次ぐ集中豪雨などの自然災害から農作物を守ろうと農業者を対象にした研修会が8日さくら市と塩谷町で開かれました。研修会は県などが主催したもので、農業者や自治体の担当者などおよそ25人が参加しました。はじめに座学が行われ、県の担当者から自然災害による損害を最小限にとどめるため、農業を継続するための手段や方法をあらかじめ取り決めておく農業版BCPについて説明されました。続いて、JAの技術担当者から大雨や強風などで被害が出るパイプハウスの構造について説明がありました。県内の農業施設では2026年5月に発生した突風の影響でパイプハウスは6600万円あまりの被害が発生しています。JAなどによりますとパイプハウスの被害の原因はおよそ8割が風で、このうち被害が多い部位はフィルムとなっています。こうした被害を抑えるためパイプハウスの骨組みやフィルムを点検するときのポイントや補強方法の実演が行われました。最後に塩谷町のほ場に移り、農業士が過去の被災経験を踏まえて排水ポンプや側溝を使った排水対策をアドバイスし頻発している大雨への備えを訴えました。
