奥日光の新交通システム導入 27日に初の検討会 県と日光市・東武鉄道が出席 知事会見で表明
福田富一知事は23日、定例の会見を開いて、奥日光にロープウェーなどの新たな交通システムを導入する構想について27日に初めての検討会を開く考えを示しました。
紅葉の名所でもあるいろは坂は紅葉の時期の渋滞が課題で、奥日光への新交通の導入は福田知事の選挙公約に掲げられていました。
知事は年度内に日光市や東武鉄道との検討会を設ける考えを示していましたが、27日、県庁で「奥日光地域における持続可能な地域づくり検討会」の第1回の会合を開くと発表しました。
県は新年度予算案に2千万円を盛り込み、奥日光の人やモノの流れを調査することにしています。
東武鉄道については、宇都宮市が進めるLRTの西側延伸を巡っても、東武宇都宮線との連携の方法を模索するため県と宇都宮市、東武鉄道の3者で新年度「協議の場」を設ける考えです。
会見ではそのほか、年末年始にインフルエンザが流行し「医療機関への受け入れ照会が4回以上」で「現場滞在時間が30分以上」の「救急搬送困難事案」が新型コロナウイルスの第8波の時を超え、過去最多となったことがわかりました。
これまで最も多かったのは、第8波の2023年1月9日から15日にかけての219件でしたが、先月30日から今月5日は251件、今月6日から12日は316件と急激に増えました。
一方、22日、益子町在住の絵本作家、いわむらかずおさんの訃報が伝えられましたが福田知事は「栃木の自然を愛し生み出された作品は世界の子どもたちに夢と希望を与えてくれた。もっと話を聞きたかった」と哀悼の意を示しました。
紅葉の名所でもあるいろは坂は紅葉の時期の渋滞が課題で、奥日光への新交通の導入は福田知事の選挙公約に掲げられていました。
知事は年度内に日光市や東武鉄道との検討会を設ける考えを示していましたが、27日、県庁で「奥日光地域における持続可能な地域づくり検討会」の第1回の会合を開くと発表しました。
県は新年度予算案に2千万円を盛り込み、奥日光の人やモノの流れを調査することにしています。
東武鉄道については、宇都宮市が進めるLRTの西側延伸を巡っても、東武宇都宮線との連携の方法を模索するため県と宇都宮市、東武鉄道の3者で新年度「協議の場」を設ける考えです。
会見ではそのほか、年末年始にインフルエンザが流行し「医療機関への受け入れ照会が4回以上」で「現場滞在時間が30分以上」の「救急搬送困難事案」が新型コロナウイルスの第8波の時を超え、過去最多となったことがわかりました。
これまで最も多かったのは、第8波の2023年1月9日から15日にかけての219件でしたが、先月30日から今月5日は251件、今月6日から12日は316件と急激に増えました。
一方、22日、益子町在住の絵本作家、いわむらかずおさんの訃報が伝えられましたが福田知事は「栃木の自然を愛し生み出された作品は世界の子どもたちに夢と希望を与えてくれた。もっと話を聞きたかった」と哀悼の意を示しました。
