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江戸時代から現代までのひな人形展示 宇都宮

3月3日のひな祭りを前に、江戸時代から現代までのひな人形を集めた企画展が、栃木県宇都宮市の民俗資料館で開かれています。

愛らしい表情を浮かべたひな人形がずらりと並び、華やかな雰囲気を作り出しています。

この「雛人形展」は、宇都宮市中里町の上河内民俗資料館で毎年開かれています。

江戸時代後期から現代までのひな人形など、資料館で所蔵しているものや、市民から借りた68組が展示されています。

江戸時代の後期に作られ、代々引き継がれてきた「古今雛」は、豪華な衣装をまとい、めびなとおびなの後ろにある屏風は、めでたさの象徴であるツルや松、梅が描かれています。

また、昭和初期の段飾り、平成はじめの内裏びな、そして平成後期の三段飾りが並び、時代の流れとともに変わる人形の表情や衣装を見比べることができます。

大きな七段飾りは段の中央の中庭に警護役が配置されていて、ひときわ目を引きます。

他にも「つるし飾り」や、建物の中に人形を飾る「御殿飾り」もあり、さまざまな種類のひな人形を楽しむことができます。

この企画展は3月9日まで開かれています。
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